二〇二四年 六月 十四日 芒種〔 二十四節気 〕 / 三日月〔 月 〕
布 : 微起毛木綿[ 播州 ]
手縫糸 : 朱色人絹糸、鳳梨糸
被写体 / 身長 160 cm
‐ 身衣 ‐
前身丈 約 86 cm
後身丈 約 44 cm
身幅 約 40 cm
帯幅 約 100 cm
紐丈 約 58 cm
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元は僧侶が身にまとう袈裟(けさ)の要素から着想。衣や布などを一方の肩から他方の脇下へ斜めにかけるように着る身体との関係性が、衣でありながらもどこか布をただ肩にかけて身体でふくらめば成り立つような衣形に惹かれる。
首に負担のある前掛け(エプロン)がどこか居心地の悪さがある。これは身体感覚の問題なのだろうが、そういった方々に袈裟上衣はおすすめしたい。荷物を肩に掛けるということはある意味日常化している現代では、首でもたすよりも肩のほうがすっと馴染むように思う。小幅の一枚布を一捻りすることで人の身体にそってながれ、下端を斜めに立体裁断して微調整。帯を回し紐通しに紐をいれ結わえて調整します。前身頃のみ長く、帯下にポケットを配置。後ろ身頃を前で着用も可能です。是非、日々の前掛けとして、お茶淹れの道具(衣)としてご活用下さい。
ご縁がありましたら幸いです。